原田泰造&三宅弘城&磯村勇斗のガチサウナーが集結!「サ道」連ドラ化!!

テレビ東京系では7月期のドラマ25枠(金曜深夜0:52)で、タナカカツキ氏原作のサウナ伝道漫画「サ道」をドラマ化する。出演は、伝説の“サウナー”の後を追って全国を旅する主人公・ナカタアツロウ役に原田泰造、「偶然、偶然!」が口ぐせの中年サラリーマンサウナー・偶然さん役に三宅弘城、コンサル会社を経営する若手のサウナー・イケメン蒸し男役に磯村勇斗が決まった。そして、ナカタがその後を追う伝説のサウナー・蒸しZ役を宅麻伸が務める。

同ドラマ「サ道」はタナカカツキ氏が自身をモデルとし、実体験をもとにサウナの奥深さや入り方・マナーなどを描いた作品「マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~」が原作。「サウナの道=サ道」を究めていく過程やそこで出会う個性的な人々との出来事をウィットに表現した“サウナ伝道漫画”だ。

主人公のナカタを演じる原田は自他ともに認めるサウナ好き。「なぜサウナが好きなのか? 正直、自分でも今ひとつ分からない。ただ夜になるとサウナに行きたくてウズウズする。そんな不思議な魅力を持つサウナの教科書みたいな漫画『サ道』がドラマになります。ぜひ、このドラマを見て“ととのって”いただけたらうれしいです」と意欲を見せる。ちなみに“ととのう”とは、サウナ室に入り、その後、水風呂に漬かり、あがって休憩するという行動を3回程度繰り返すことで得られる多幸感、一種のトランス状態を指す「サ道」の作法のこと。

偶然さん役の三宅もまた、筋金入りのサウナ好き。サウナを啓蒙するため、本作の原作コミックを配って歩いたというエピソードも持っている。「サウナの魅力に取りつかれて四半世紀、まさか自分の仕事とこんなカタチで結びつくとは夢にも思いませんでした。もう何かのご褒美ですよ、これは。お話をいただいた時は飛んで喜びました。比喩でなくホントに。サウナ大好き俳優として、このドラマをきっかけにたくさんの方々にサウナの魅力、気持ち良さが伝わればいいなと願っています」とまさに伝道師然としたコメント。

イケメン蒸し男役の磯村にとってサウナとは「心身共にゼロに戻れる場所」だという。「まだサウナに出会って浅いですが、既にサウナのとりこになっています。それほど、僕を癒やしてくれて、1回気持ちをリセットさせてくれます。さらに、“ととのった”時の感覚が病みつきになってしまい、今ではそれを求め、いろいろなサウナに足を運んでいます」と熱く語る。「『サ道』のお話をいただいた時、これがサウナとの運命的な出会いになるとは思ってもいませんでした。温泉は好きだったものの、今やそれ以上にサウナが好きになり、ピュアサウナーとして日々サウナ道を磨くことになりました。蒸し男として、磯村として、サウナを広めていきたいと思います」と意気込みを述べた。

そして、原作者のタナカ氏は「かねてよりサウナのあの恍惚(こうこつ)の世界が、音と映像で表現されたならば、どんなに話が早いだろうと願っておりました。キャスト、スタッフ全員が当代きってのガチサウナーたち、ネームリストを見ただけでととのいました。多くの方々とサウナの楽しみを共有できることに喜びを感じております」とサウナ大使としてこの映像化に太鼓判を押した。

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