87歳ひき逃げで逮捕 事故後降車も「無車検、無保険で」

厚木警察署

 厚木署は15日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、厚木市戸田、自称無職の男(87)を逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前10時15分ごろ、同市林4丁目の国道412号交差点で軽ワゴン車を運転、自転車で横断歩道を渡っていた同市の無職女性(59)をはね、左手首の骨を折るなどの重傷を負わせたまま逃げた、としている。

 署によると、同容疑者は事故後に一時降車したが、近くにいた人が119番通報している間に車で逃走。付近の防犯カメラなどから浮上した。同容疑者は「無車検、無保険の車だった」という趣旨の供述をし、容疑を認めている。

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