アイドルから政治家へ…元仮面女子・橋本ゆきが語る“理想像”

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人気声優で「ONE MORNING」パーソナリティーの鈴村健一が、更なる高みを目指し、転職・キャリアチェンジした“挑戦者”の仕事論に迫るTOKYO FMの番組「BIZREACH プレゼンツ Fly to The Next 」(毎週水曜8:38~)。5月1日(水・祝)の放送では、東大在籍中にアイドルグループ「仮面女子」で「桜雪」として活躍し、4月の渋谷区議選で初当選を果たした橋本ゆきさんをお迎えしました。

(左から)橋本ゆきさん、ハードキャッスル エリザベス、鈴村健一

橋本さんは1992年生まれの26歳。2010年に東大受験生アイドル「桜雪」として芸能界デビューし、2012年に東京大学文科3類に合格。翌2013年からは、アイドルグループ「仮面女子」として活動を開始します。

東大卒業後の2016年10月、小池百合子都知事の政治塾「希望の塾」に入塾。2019年3月に仮面女子を卒業し、翌4月21日(日)に投開票された渋谷区議選に地域政党「あたらしい党」から出馬。見事に初当選し、政治家として新たな一歩を踏み出しました。

◆政治家も「表現力が大事」
鈴村:この経歴だけ見ると、アイドルもやっていたし、勉強もしていたし、同軸でやっていた感じですが、やっぱりそうですか?

橋本:そうですね! 常に二軸で動いてました。

鈴村:その準備もあってだと思うんですが、アイドルとして9年間活動。アイドルを辞めることに、迷いはなかったんですか?

橋本:迷いは、なかったです。寂しいとか、この仕事大好きだから続けたいなっていう気持ちもあるけど、次に進むと決めたら進むタイプなので。

鈴村:二軸でやっていた中で、常にどっちかを選ばなきゃいけないというイメージはしてたんですか?

橋本:どっちかを選ぶというよりは、どっちもやってきたからこその選択をしたいと思っていました。

鈴村: 確かに、アイドル活動をしていたこと、誰かの前に立ってしゃべることとか、何かをもらったこと、というのも役に立ちますもんね。

橋本:そうですね、政治家って表現力がすごく大事だなっていうのは、選挙とかずっとやっていて常々思ったので。

◆きっかけは、メンバーの事故……
鈴村:アイドルを辞めるということを決断された時に、周囲の方とか、家族の方とかの反応はどうでした?

橋本:驚いていました(笑)いつか(辞めることに)なるんじゃないかというのは、いろんな方が思っていたみたいなんですけど“まさかこんなに早いとは”っていう。

鈴村:アイドルを辞めて政治家を志そうと、ずっとイメージをしてらっしゃったと思うんですが、きっかけとかあるんですか?

橋本:ずっと、政治を身近にしたいという思いはあって。だからこそ、アイドルっていう立場で発信していたんですけど、出馬っていうのは考えたことはなくて。考えたのは、去年の夏ぐらいからですね。

きっかけは、メンバーが事故にあって障がいを持ったりとか、私の周りにもセクシャルマイノリティの方がいたりして。そういう人と一緒に過ごしていくなかで、どういう人でも自信を持って明日を迎えられるというか、挑戦できることに挑戦できたりとか、楽しいことがあってワクワクするとか。それが当たり前のように出来るような社会をつくりたいなというところで、26歳の今、政治に挑戦しようって。

◆政策は「学びと遊びを充実させる」
鈴村:それは、すごいことだなぁ。そして、出馬なさったわけですけど、立候補に至るまでに苦労ってありましたよね?

橋本:もう苦労ばかりですよ(笑)。もう、めちゃめちゃ選挙ってお金がかかるんですよね。タフさだったら、今まで9年間アイドルをやってきたので自信があったんですが、やっぱりお金で息切れしちゃうんですよね。

渋谷区内に約10万世帯あって、チラシを届けるだけで45万円ぐらいかかる感じで。それを第一弾、第二弾とボリュームを重ねてやっていかなければいけないので、今までは当たり前のように事務所から支給されたチラシを配っていたんですけど、そのチラシ1枚1枚の価値を知りました。業者さんとやり取りして“こんなにお金かけてもらっていたんだな、今まで”って。

鈴村:それを乗り越えたわけですよね。ホームページにもお金が無いということを言って、 それを伝えながら乗り切ってらっしゃったということで言うと、なにかを隠してとか、体裁を保とうというよりは、今の自分の環境を前に出したまま“自分らしくいる”ということをやられたのかなと思います。

橋本:そうですね。かっこつけちゃうと“やっぱり完璧じゃないと政治には参加できないんだ”って思う方がたくさんいると思うので。後続がたくさん出てきて欲しいので“こんな感じでも勝負できます”というところは、伝えていきたいですね。

鈴村:それは大事かも。やっぱり政治って年齢がいかないとダメだったり、年齢いっている人たちがドシっといるイメージがあって、それを変えたいというのも、国民の望みだったりするわけですよね。やっぱり若い人が入りやすいとか、確実にそのきっかけにはなりますよね。政策としては何を打ち出していたんですか?

橋本:東大アイドルだったので“学びと遊びを充実させる”という政策で。日本の教育は世界に比べると劣っていると言われていたりして、教育の水準を上げるというよりは、これからの時代に必要とされる教育を充実させたいというところがあって。

それと並行して、遊びの部分ですよね。音楽とかエンターテイメントが街中にあふれるような街づくりをしていきたいっていうのと、あとは公園の整備。車椅子のままでも遊べる遊具がある公園とか、子どもが遊べる場所、色んな人が遊べる場所、色んな人が音楽に触れたり感動できる場所を増やしていきたいなって思います。

◆「ずっと“ゆきちゃん”って呼んで」
鈴村:どうですか、実現できそうですか?イメージしてる中で……

橋本:そうですね……。いろんな人が協力してそういうものを実現していくので、いろんな人が「よし、やろう!」ってなってくれるためには、表現することと、発信すること。あと、ちゃんと勉強することを怠らずにやっていけば、出来ると信じています。

鈴村:アイドル活動をしながら学んでいたことが、確実に役に立つということですね。では、橋本さんにとって転職とは……お聞かせください。

橋本:転職とは“変化を恐れないこと”ですね。

鈴村:“新しいことにチャレンジしていく”っていうことですよね。変化を恐れずに進む……。まさにその姿を見せてもらっていると思います。どのような政治家になりたいと考えてますか?

橋本:身近な政治家ですね。“先生”って呼ばれたくなくて、ずっと“ゆきちゃん”って呼んでもらえるような、何でも話せるような政治家でいたいです。

鈴村:なるほど! ぜひ、頑張ってほしいです!

<番組概要>
番組名:「BIZREACH presents Fly to The Next 」
放送日時 :毎週水曜8:38~8:48
出演:鈴村健一、ハードキャッスル エリザベス
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/ftn/