東京大学と慶應義塾大学など、薬剤師人材の特性解析を開始

東京大学大学院薬学系研究科・育薬学講座、慶應義塾大学薬学部・医薬品情報学講座、株式会社リクルートメディカルキャリア、株式会社リクルートマネジメントソリューションズ、株式会社アインファーマシーズは、「薬局現場で活躍する薬剤師人材の特性解析」について、五者共同研究を開始する。

「薬局現場で活躍できる薬剤師人材の特性解析」は、かかりつけ薬剤師・薬局、健康サポート薬局、在宅医療など、薬局を取り巻く環境が変化する中、どんな人材がリーダーとして活躍できるのか、薬剤師人材の特性を明らかにすることを目的としている。

東京大学とリクルートメディカルキャリアは、2016年から共同研究を開始。当時の研究テーマは、「薬剤師の転職時・再就職(復職)・新卒学生の就活時における不安要因の解明と不安解消のプログラム開発」。
2018年から慶應義塾大学も加わり、薬剤師の働き方を支援する研究を行う中で、薬剤師の業務に役立つコンテンツの制作等を行なってきた。2019年度はその研究をさらに発展させ、アインファーマシーズ、リクルートマネジメントソリューションズとともに、薬局現場でリーダーとして活躍している薬剤師等を対象に、個人の持ち味や特徴を多面的かつ客観的に捉える適性検査「SPI3※」等を用いてその人物像、特性などを解析。活躍する薬剤師傾向を調査・分析し、今後の薬局を支える人材の育成につなげていく。

※適性検査「SPI3」は、性格検査・能力検査で構成されており、その個人が「どのような仕事や組織に合いやすいか」「どのようなコミュニケーション方法が適しているか」等を知ることができる。2018年度実績は受検者数202万人、導入社数13,200社、国内シェアNo.1。

参考:【株式会社リクルートマネジメントソリューションズ 】リクルートメディカルキャリア および リクルートマネジメントソリューションズ、株式会社アインファーマシーズ、東京大学、慶應義塾大学による薬剤師人材の特性解析に関する五者共同研究開始

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