花王、神奈川県鎌倉市で「リサイクリエーション」を実施

2019年5月17日
花王株式会社

花王、神奈川県鎌倉市で「リサイクリエーション」を実施
~使ったら、捨てる。このあたりまえを変えたい。~

花王株式会社(社長:澤田道隆)は、「リサイクリエーション」*1を通じて、循環型社会への新しいシステム・ライフスタイルの提案をしています。具体的な取り組みのひとつとして、地域の方々やパートナー企業と協働し、洗剤やシャンプーなどの使用済みのつめかえパックを回収し、再生樹脂に加工して提供する活動を推進しています。

神奈川県鎌倉市では、2016年より使用済みのつめかえパックの回収を実施しており、回収されたパックは、「おかえりブロック」と名づけたブロックに再生加工され、地域で役立てられています。このたび、このブロックで作成したベンチが、江ノ島電鉄(江ノ電)の江ノ島駅休憩室に設置され、4月25日に、寄贈式典が実施されました。

*1 使い終えたものを再び資源に戻す「リサイクル」と、新たに価値を創造する「クリエーション」を合わせることで、従来のような同じモノに戻すのではなく、より楽しいモノ・よりよいモノを創り出す、アップサイクルのこと。コンセプトは「使ったら、捨てる。このあたりまえを変えたい。」

江ノ島駅に寄贈されたおかえりブロックベンチ

花王は、2009年に「花王 環境宣言」を発表し、事業活動すべての段階で環境負荷を低減させるとともに、地球環境の保全と社会のサステナビリティの実現に向けた取り組みを進めています。その一環として、包装容器については、リデュース(減らす)を基本とし、そこに、持続可能な原料への転換を図るリプレイス(置き換える)、リユース(再利用する)、リサイクル(リサイクルする)を加えた「4R」の観点から、環境負荷の低減に取り組んでまいりました。

2015年からは新たに「リサイクリエーション」という新しい考え方を提案し、包装容器の新しい資源循環に向けた研究に取り組み、地域の方々やパートナー企業と共に、その価値の検証を始めています。2018年には、このような、プラスチック資源の使用削減に努める花王の姿勢をまとめた「私たちのプラスチック包装容器宣言」を策定しています。また、2019年4月にはESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」も発表しました。

花王は今後も、さまざまな地域やステークホルダーの方々と、信頼と共感を築きながら共創の輪をひろげ、「リサイクリエーション」の新たな可能性を創出してまいります。

ブロックに再生されるまでのしくみ

鎌倉市における「リサイクリエーション」活動

鎌倉市では、2016年より「リサイクリエーション」活動を実施しています。ガールスカウト神奈川県第3団の協力のもと、つめかえパックを回収し、パックから作成したブロックを使用して、「未来のかまくらを考えよう」をテーマにしたワークショップを開催しました。

2017年からは、鎌倉市に加え、鎌倉を拠点として活動するNPO法人カマコンや面白法人カヤックといったパートナーと共に、新たなプロジェクトを開始。市民の皆さん、学校、行政、パートナー企業の協力のもと、2017年10月~2018年5月までで4万1,025枚のつめかえパックを回収し、等身大の江ノ電と、鎌倉にゆかりのあるキャラクター「オチビサン」のベンチを制作しました。
その後、江ノ電として使用したブロックは新たに市民生活に役立つものへ形を変えて、小・中学校、駅などで活用されています。今回江ノ島駅に設置されたベンチにも、このブロックが使用されています。

鎌倉では現在も回収が続けられており、鎌倉市立小・中学校の全校25校、公立保育園など6園、および江ノ電鎌倉駅など3カ所の、計34カ所に回収ボックスが設置されています。今後も、多くのパートナーの協力のもと、「リサイクリエーション」を通して、鎌倉市でのリサイクル意識の向上に貢献していきます。

ガールスカウト神奈川県第3団とのワークショップ

鎌倉「リサイクリエーション」プロジェクトの様子(映像制作:面白法人カヤック)

関連情報

■「リサイクリエーション」のfacebook
■鎌倉での「リサイクリエーション」について
■NPO法人カマコン
■面白法人カヤック
■花王、ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を発表
■「私たちのプラスチック包装容器宣言」
■花王、SDGsに貢献する活動の動画をロイター特設サイトで公開
■宮城県 石巻市での取り組み
■宮城県 女川町での取り組み
■徳島県 上勝町での取り組み