「元露出狂が綴る防犯対策」といった内容で綴られたブログがTwitterで拡散され「犯罪者だからこそできる貢献」と話題になっています。
『数年前に下半身を見せて逮捕されました。余罪も相当ありました。クズです。
こんな僕に何ができるだろうかと考えた時に、ふと浮かんだのは犯罪者目線で防犯対策を書くことでした。私は尾行露出専門です。尾行中にこういう事されると嫌だ、逆にこういう事されると嬉しい、といったことを書きます。』
ブログはこのような書き出しで始まります。内容はまさに「犯罪者目線の防犯対策」。露出狂が嫌がる事や喜んでしまう事が綴られています。
『携帯電話を持っている女の子を見ると「おっ、あいつは尾行しても気づかないだろうな」と思って、積極的に狙ってました。』
『大声を上げられるのは当然嫌です。しかし、大声を上げる人に遭遇したことはありません。』
『多くの女の子はこちらが尾行している事に気づいた後も、何故か警察を呼びません。僕たちはそこにつけ込みます。』
『「きもい」とか「ちいさい」とか「やめて」とか全て僕たちにはご褒美です。無視が一番嫌です。』
※ブログへのリンクは文末に
このブログを読んで、自分を振り返り対策できていなかったと実感する方は多いかもしれません。そういった意味では有益なブログではあるでしょう。実際に「めちゃ学びがある」「これはタメになる。」といった声もあがっています。
その一方で、
「元露出狂が綴る防犯対策とか本当お前らがやらなきゃいい話だろ何言ってんだ」「なにのびのび記事なんて書いて生きてんだよ」「反省してんのか？？？と普通に腹が立った」
との声も。
防犯対策として有益な部分があることは確かですが、この「元露出狂が綴る防犯対策」がブログとして公開された背景には「被害者」がいたのだという事もきちんと理解しておかなくてはなりません。（文◎絹田たぬき）
関連リンク：元露出狂が綴る防犯対策
