米国産牛の輸入制限撤廃

16年ぶり、BSE対策

©一般社団法人共同通信社

 厚生労働省は17日、牛海綿状脳症(BSE)対策として、月齢30カ月以下の米国産牛肉しか認めてこなかった輸入規制を撤廃した。食品安全委員会が1月、月齢30カ月を超える牛肉を輸入しても、人の健康へのリスクはないと答申していた。米国産牛肉の輸入に月齢制限が設けられないのは2003年12月以来、16年ぶりとなる。

 日本への輸出を増やしたい米国は月齢制限の撤廃を求めていた経緯がある。ただ米国産牛は経済性から通常20カ月程度の月齢で食肉処理されることが多く30カ月超は少ないといい、日本の牛肉市場への影響は限定的とみられる。