伊木力みかん使いおこし 諫早農高生徒ら商品化

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生徒たちが開発した「みかんおこし」

 長崎県立諫早農業高(坂口浩校長)の部活動「食品科学部」の生徒らが、諫早市のブランド農産物「伊木力みかん」を使った「みかんおこし」を商品化した。開発に協力した杉谷本舗が18日、本店(八坂町)と橘店(松里町)で発売。25日のV・ファーレン長崎のホームゲームでも販売を予定している。
 全国5位の生産量を誇る本県産温州ミカンや、地元の伝統菓子「諫早おこし」の知名度向上や全国への普及を目指し、現3年生が入学した2017年4月、開発に着手。地元生産者グループの「このみ会」が製造した規格外品の伊木力みかんを使った果汁やジャムを、おこしの材料の水あめに加えた。配合割合などの試行錯誤を重ね、2年がかりで完成させた。
 生徒らは市役所を訪問。試食した宮本明雄市長は「口の中にミカンの風味と香りが広がって、とてもおいしい」と笑顔で話した。
 高城町の諫早商工会館であった発表会には、みかんおこしのゆるキャラ、「穂みかんちゃん」も登場。濱崎莉未部長(17)らが、市販のおこしに比べ、うま味と酸味の数字が高いという県工業技術センターの分析結果を示しながらプレゼンテーションした。
 「みかんおこし」は1箱4枚入り250円。今後、駅や空港などへの販路拡大も検討していくという。

食品科学部の部員と「穂みかんちゃん」=諫早商工会館