2020年開催 「長崎平和マラソン」コース決定

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 被爆75年を迎える2020年に長崎市内で開催するフルマラソン大会「長崎平和マラソン」の実行委は17日、長崎市内で総会を開いた。昨年夏に示したコース案について、渋滞緩和や緊急車両の通行確保のための修正を加え、正式決定した。
 コースは長崎原爆の爆心地に近い市営陸上競技場付近を発着。浦上川沿いを南下して県庁や長崎水辺の森公園、小菅修船場跡前などを通り、小ケ倉地区で折り返す。その後、女神大橋を1往復半して神ノ島方面に渡り、神ノ島地区や三菱重工業長崎造船所(立神・飽の浦地区)のそばを通った後、浦上川沿いを走ってゴール地点に向かう。夏ごろに日本陸連の検定を受けて公認を取得する予定。
 総会には約50人が出席。この日決めた基本計画によると、開催予定日は20年11月29日で午前9時スタート。制限時間は6時間に設定する。フルマラソンの参加者は最大1万人の予定で、有名選手やタレントランナーも招待する。
 このほか、子どもなどが参加できる「ファンラン」も実施。交流ゾーンや平和発信ゾーンも設け、ボランティアスタッフは自治会や企業などから幅広く募る。
 平和マラソンの開催は、被爆地長崎から核兵器廃絶と世界平和の実現に向けたメッセージを発信することが最大の狙い。実行委会長の田上富久市長は「平和の発信という役割をしっかり果たす大会にしたい」と述べた。