離脱巡る英与野党の協議決裂

メイ首相に打撃、法案可決困難に

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17日、英南西部ブリストルでのイベントで話すメイ首相(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】混迷する英国の欧州連合(EU)離脱問題を巡り、最大野党労働党のコービン党首は17日、メイ首相と続けてきた協議が物別れに終わったと明らかにした。離脱の命運を握る下院での関連法案の可決が一層困難となり、6月上旬に退陣時期を表明する見通しのメイ氏にさらなる打撃となった。

 コービン氏は約6週間に及んだ協議打ち切りをメイ氏に伝えた書簡を公表、重要政策において「隔たりが解消されなかった」と強調した。弱体化しているメイ政権と離脱案をまとめても、合意内容が実行される保証がないとも指摘した。