ゆうパック運転手「釣り銭使い込み怖く…」逮捕時の所持金1円

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京都府警下鴨署

 ゆうパックを積んだ配送車の運転手が、左京郵便局(京都市左京区)を出発したまま仕事を放棄して車を乗り逃げしたとされる事件で、横領の疑いで逮捕された運送業の男(27)が「釣り銭用の金を使い込み、怖くなって逃げた」との趣旨の供述をしていることが17日、京都府警下鴨署への取材で分かった。

 下鴨署によると、男は郵便局を出発する前、局から釣り銭用に数万円を預かっていたが、逮捕時の所持金は1円だったという。

 男は9日、業務委託契約に基づいて大阪府内の運送会社から借り受けた軽ワゴン車を使い、左京区内でゆうパックを配達中、車ごと行方が分からなくなった。失踪から6日後の15日昼ごろ、東山区・祇園のコインパーキングに止めた軽ワゴン車内で寝ているところを、捜索中の下鴨署員に発見された。「インターネットカフェなどで寝泊まりしていた」と話しているという。