スペインGPで低迷した原因を探るアルファロメオ。テスト初日のクラッシュを、2日目担当のライコネンが取り戻す

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 アルファロメオF1チームは、スペインGP後に行われた2日間のF1バルセロナテストを使って、なぜレースウィーク中にマシンがあれほど遅かったのか、原因となる問題を見つけ出そうとしていた。

「順調な1日だった。多くのことを理解することができたし、少なくともいくつかのことを試し、その結果を見る時間を取れた。また次のレース週末に向けて、僕たちはより強くなれたと思う。異なる物事を試し、望んでいたことを確かにこなすようにした」と2日目のテスト走行を担当したキミ・ライコネンは語った。

 改善点はコース特有のものなのだろうか。それとも他の多くのコースにも応用できるものなのだろうか?

「どのコースでも助けになると思っている。もちろん求めている解決策がすべてそろっているわけではない。しかし将来的に何が得られるかは分かっている」

 そう語るライコネンは2日目に110周を走行し5番手のタイムを刻んている。

 いっぽうで、残念ながらテスト初日には、FIA-F2ドライバーのカラム・アイロットがクラッシュし、マシンをひどく損傷させてしまった。

F1バルセロナテスト初日にクラッシュしてしまったカラム・アイロット

「チームを落胆させてしまったと感じている」とテスト初日に41周しか走行できなかったアイロットは語った。

「クラッシュするまではテストはうまくいっていたし、僕は計画通りプログラムを進めることができていた。スピードとグリップレベルに関して言えば、F2とF1マシンの違いは圧倒的だ。スタート直後からとても落ち着いていられたし、着実にパフォーマンスを改善できていたが、ターン3で台無しになった」

「F1マシンでの初日をこのような形で終えるなんて予想していなかった。それでも自分にとって素晴らしい学習経験になったよ。この機会を与えてくれたアルファロメオ・レーシングにはとても感謝している」

 シャシーは無事だったが、他の多くのパーツについては、ライコネンが2日目のテストで走行できるように、作り直すか交換しなければならなかったのだ。