【MLB】大谷翔平は5戦連続ヒット、復帰後本拠地初“登場”で口ひげ姿も!? エ軍は連敗止める

229日ぶりに本拠地での試合に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

「3番・DH」で4打数1安打2三振、プホルスは歴代単独20位の通算3116安打

■エンゼルス 5-2 ロイヤルズ(日本時間18日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、トミー・ジョン手術から復帰後初の本拠地での試合となったロイヤルズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。4打数1安打で2三振を喫したものの、5試合連続ヒットとした。エンゼルスは5-2で勝利。アルバート・プホルス内野手が2安打を放ち、通算3116安打としてアレックス・ロドリゲス氏を抜き、歴代単独20位に浮上した。

 昨季最終戦の9月30日(同10月1日)アスレチックス戦以来、229日ぶりにエンゼルスタジアムで公式戦の打席に立った大谷。第1打席は1回1死二塁の好機で空振り三振、3点リードで迎えた3回先頭の第2打席は痛烈な打球も遊直に倒れ、2打席連続凡退となった

 しかし、第3打席で快音を響かせた。4点リードの5回無死一塁。大谷は相手先発右腕ケラーの93マイル(約150キロ)の直球を捉えて中前打。後続が倒れて得点にはつながらなかったが、5試合連続安打とした。

 2点リードとなった7回無死一塁で迎えた第4打席では、救援右腕バーロウのカーブに手が出ず見逃し三振。しかし、エンゼルスはトラウトのヒットと盗塁、プホルスのタイムリーで1点を追加。プホルスはマルチ安打でAロッドを一気に抜き去り、通算3116安打で歴代単独20位に浮上した。

 復帰後初めて本拠地エンゼルスタジアムに戻ってきた大谷。この日は、全選手がカウボーイ姿でスコアボードに映し出されており、大谷も口ひげカウボーイで“登場”した。5試合連続ヒットで打率は.289に。エンゼルスは連敗を2で止めた。(Full-Count編集部)

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