竹工芸の神髄堪能 大分県立美術館で「名品展」【大分県】

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作品を鑑賞する来場者ら=18日、大分市寿町の県立美術館

 「竹工芸名品展 ニューヨークのアビー・コレクション メトロポリタン美術館所蔵」(大分合同新聞社共催)が18日、大分市寿町の県立美術館で始まった。米国の美術コレクター、アビー夫妻が収集し、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)が保管している作品群を日本で初公開する展覧会。6月30日まで。

 故・生野祥雲斎さん(別府市出身)ら人間国宝6人を含む44人の作家による75点を展示。繊細な手仕事で作られた花籠などの実用品のほか、大胆な構造や造形美が目を引く立体作品などが並び、竹工芸の神髄を楽しめる。

 同館で開会式があり、県芸術文化スポーツ振興財団の広瀬祐宏専務理事、メトロポリタン美術館アジア美術部のモニカ・ビンチク学芸員らが「竹工芸は近年、欧米で高く評価されている。日本で鑑賞できる貴重な機会を楽しんでほしい」とあいさつした。

 期間中、竹工芸の未来を語るトークイベントや、出品作家が解説するギャラリーツアーがある。観覧料は一般千円、高校生・大学生が700円、中学生以下は無料。