健康だより

福島県喜多方市 広報きたかた平成31年5月号 No.161

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■健(検)診と人間ドックを比較してみました
健(検)診と人間ドックは、どちらも「体の状態をチェックする」意味では同じですが、一般的に人間ドックの方が、体全体のスクリーニング検査を受診することが可能だと言われます。
しかし、市の全ての健(検)診を受けた場合と人間ドックを受けた場合を比較してみると、同様の検査が受けられることがわかります。

健(検)診と人間ドックの比較

△:実施の有無やオプションなど、医療機関により異なります

◇それぞれの検査の主な違いを把握し適切な検査を受けましょう
《検査内容の主な違い》
・検診では、超音波検査は受けることができません。
・人間ドックの方が血液検査の検査項目が多いのですが、市の検診は国の基準を満たしており、さらに腎機能検査を追加しています。
・胃、肺、乳がんの検診は、医師が2人で結果を判定し精度を高めています。
・人間ドックの肺がん検診、前立腺がん検診、乳がん検診、子宮がん検診など、表中で△の箇所については、医療機関によってはオプション(自己負担)となる場合があります。

《費用の違い》
国保特定健診(国保被保険者)は無料なので、他の全部のがん検診を受診しても、男性4300円、女性5700円です。人間ドックは1万1000円からなので、費用は半額以下です。また、年齢によってはもっとお得な健(検)診もあります。
※詳しくは、4月2日配布の喜多方市健康のしおりを確認してください。各種健(検)診・人間ドックが7月から始まります。該当する健(検)診を確認し、必ず受けましょう。

■5月31日は世界禁煙デー
◇喜多方市の喫煙率はどのくらいか知っていますか?
平成27年度の喫煙率(市民健康生活習慣アンケートより)は、男性30・2%、女性8・8%となっています。また、COPD(慢性閉塞性肺疾患)での死亡率は31・2%となっており、国や県の死亡率と比べて高い状態であることが分かります。

◇COPD(慢性閉塞性肺疾患)を知っていますか?
COPDは、たばこの煙を長期間吸入し続けることで、空気の通り道である気道が慢性的な炎症を起こし、肺の組織が壊れる病気です。初期段階では症状はありませんが、進行に伴い体を動かす際に息切れするようになります。慢性的な咳やたんも見られます。

COPD死亡率(H29・10万人対)

出典資料:保健統計の概況 平成29年度版

◇喫煙による健康障害
・がん発症率の上昇
非喫煙者を1とした場合、男性喫煙者では1・64倍、女性喫煙者では1・46倍に上昇します。

・生活習慣病の悪化
喫煙は、高血圧や脂質異常、高血糖をはじめとする生活習慣病の進行を早め、動脈硬化を促進させます。

・受動喫煙
喫煙者が吸っている煙よりも、たばこから立ち昇る煙のほうが有害物質は多く含まれているため、たばこは、あなた自身の健康を害するだけでなく、大切な家族の健康にも大きな影響を及ぼします。

◇喫煙相談事業
市内の保険薬局が窓口となり、禁煙相談を行います。禁煙外来の紹介や禁煙補助薬(ニコチンパッチ、ニコチンガム)の相談もできます。
禁煙を希望する方には、禁煙相談券を配布しています。
相談開始:7月から
相談料:無料
※禁煙相談券がなくても、かかりつけ薬局で相談ができます。