ヤンキースが9回裏3得点で劇的な逆転サヨナラ勝利

【レイズ3-4xヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは2点ビハインドで迎えた9回裏にレイズ5番手のホゼ・アルバラードに4安打を浴びせ、3点を奪って逆転サヨナラ勝ち。ルーク・ボイトの11号ソロとアルバラードの暴投で3対3の同点に追い付いたあと、二死一・三塁のチャンスでジオ・ウルシェラがセンターへのタイムリーを放ち、試合に決着をつけた。ヤンキース先発のCCサバシアは6回1失点の好投を見せたものの、勝利投手にはなれず、5番手のジョナサン・ホルダーが今季3勝目(1敗)をマーク。レイズはオープナーのライン・スタネックをはじめとする4人の投手がヤンキース打線を8回まで1得点に封じていたが、アルバラードが2点のリードを守れなかった。

2回裏にケンドリズ・モラレスの移籍後初アーチとなる2号ソロで先制したヤンキースは、サバシアが4回表にウィリー・アダメスの2号ソロで同点とされ、8回表には4番手のチャド・グリーンがブランドン・ロウのタイムリー二塁打などで2点を失い、レイズに勝ち越しを許した。しかし、9回裏先頭のボイトがセンターへの11号ソロを放って反撃の狼煙を上げると、一死満塁のチャンスを作ってアルバラードの暴投で3対3の同点。さらに二死二・三塁からウルシェラがタイムリーを放ち、逆転サヨナラ勝ちとなった。故障者に代わって三塁のレギュラーを務めているウルシェラは、今季ここまで打率.347、2本塁打、16打点、OPS.898と期待以上の活躍ぶり。打撃面で急成長を遂げ、今やチームに不可欠な戦力となっている。

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