倉敷中央病院の予防医療プラザ完成 AIが健康リスク診断

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完成した倉敷中央病院の予防医療プラザ

 倉敷中央病院(倉敷市美和)が新築移転を進めていた人間ドック・健診施設「予防医療プラザ」の落成式が18日、行われた。最新の設備機器に加え、人工知能(AI)を用いた健康診断シミュレーションも導入。予防医療の新拠点として6月1日にオープンする。

 同病院西隣に建設した建物は、鉄筋5階地下1階延べ約1万2200平方メートルで、広さは旧施設(約3900平方メートル)の約3倍。2~4階に内視鏡やMRI(磁気共鳴画像装置)などの検査、人間ドック・健診、子宮がん検査などのレディースフロアを配置。予防歯科も新設した。

 1日当たりの受診者は従来より70人多い250人を受け入れ可能。将来の健康リスクを実感しやすいように、同病院が蓄積した6万人分のデータを基に、AIが生活習慣病に関係する9項目の数値について3年後の変化を予測するシステムを導入した。

 落成式には行政や医療関係者ら約150人が出席し、同病院を運営する大原記念倉敷中央医療機構の大原謙一郎理事長らがテープカットした。同病院の山形専院長は「従来より踏み込んだ医療を提供し、市民の健康寿命の延伸に貢献したい」と話した。