追跡されたスクーターと白バイが衝突 高校生が軽傷

 18日午後3時ごろ、相模原市中央区中央2丁目の市道で、2人乗りのスクーターと追跡してきた相模原署の白バイが衝突した。スクーターは転倒し、運転していた同区在住の高校2年の男子生徒(16)と、後部座席に乗っていた同区在住の無職男性(18)が足や腕に軽傷を負った。白バイの同署員にけがはなかった。

 同署によると、現場の数百メートル手前でナンバープレートを折り曲げて見えないようにしているスクーターを、白バイの署員が発見。サイレンを鳴らしながら停止を求めたが、歩道を走るなどして逃走。交差点の手前で白バイが追い抜いて前に出ようとしたところ、白バイの後部側面とスクーターのハンドルが接触したという。

 同署の益淵隆徳副署長は「事実関係を詳細に確認した上で適切に対処する」とコメントした。

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