龍馬像建立30年 全国のファンら節目祝う 長崎

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故山崎和國さん制作の龍馬像(右)が飾られた壇上で、あいさつを述べる中村会長=長崎市風頭町、矢太楼南館

 長崎龍馬会(中村淳会長)は18日、長崎市伊良林3丁目の風頭公園に立つ「坂本龍馬之像」の建立30周年記念式典を現地近くのホテルで開き、募金を集め建立を実現した関係者や、全国の龍馬ファンら約150人が節目を祝った。

 像は同会の前身の市民団体が当時、街頭募金などで約1200万円を集め建立。高さ1.2メートルの台座上に、腕を組んで長崎港を見詰める高さ3メートルのブロンズ像が立ち、市内の観光名所の一つとなっている。

 式典は現地で開く予定だったが、雨で会場を変更。全国各地の「龍馬会」メンバーや、龍馬の兄の子孫で東京の坂本匡弘さん(54)、田上富久市長らが出席した。中村会長はあいさつで「龍馬の魅力は純粋な気持ちで国を変えた心意気。令和元年、龍馬が今生きていたら何を考え、どう行動するか語り合いたい」と述べた。

 像の制作者で同市の彫刻家、山崎和國さんが昨年6月、83歳で死去。建立当時から親交が深かった長崎龍馬会の柴崎賀広顧問(63)が「像の前に行けば、いつでも先生(山崎さん)に会える」と追悼を述べ、出席者全員で黙とうした。

 同会は19日午前10時~午後1時、同市上町のNBCビデオホールで「龍馬を範として」と題しシンポジウムを開く。入場無料。