霧島連山・硫黄山(1317メートル)の噴火警戒レベルが「1」に引き下げられて18日で1カ月を迎えた。県内有数の米どころであるえびの市では、田起こしや苗作りの準備が進む。今季から稲作を再開できる農家が喜びを感じる一方、断念する農家は「いつになったらコメが作れるのか」と先行きを不安視する。えびの、小林市の観光関係者からは、県道1号(小林えびの高原牧園線)の早期開通や「足湯の駅えびの高原」の活用などを望む声が聞かれた。
農家、用水確保策求める 硫黄山レベル「1」1カ月
- Published
- 2019/05/19 11:00 (JST)
- Updated
- 2019/05/19 16:02 (JST)