ケリーが6回途中無失点の好投で4勝目 Dバックス快勝

【ジャイアンツ0-7ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

本拠地チェイス・フィールドでのジャイアンツとの同地区対決3連戦がスタートしたダイヤモンドバックスは、先発のメリル・ケリーが6回途中までジャイアンツ打線を6安打無得点に抑える好投を披露。ケリー降板後は、2番手の平野佳寿が1回1/3、3番手のアンドリュー・チェイフィンが1/3回、4番手のジミー・シャーフィーが2回をそれぞれ無失点に抑え、完封リレーを完成させた。打線は3点リードの7回裏にエドゥアルド・エスコバーの3点タイムリー三塁打などで4点を追加し、7対0で完勝。ケリーは今季4勝目(4敗)をマークし、平野に今季4個目のホールド、チェイフィンに同7個目のホールドが記録された。

ダイヤモンドバックスはジャイアンツ先発のジェフ・サマージャの前に3回まで無得点に抑えられていたものの、4回裏一死からデービッド・ペラルタがセンター左への7号ソロを放って先制。6回裏にはジャロッド・ダイソンの四球と盗塁などで一死一・二塁のチャンスを迎え、アダム・ジョーンズのタイムリー二塁打で追加点を奪い、サマージャをマウンドから引きずり下ろした。その後、ケテル・マーテイにもタイムリーが出て、3点リードで迎えた7回裏には、無死満塁のチャンスでエスコバーに走者一掃のタイムリー三塁打が飛び出し、3点を追加。エスコバーは次打者ペラルタの打球を一塁ブランドン・ベルトがエラーする間に生還し、7点目のホームを踏んだ。なお、平野は6回表一死満塁の場面で登板してピンチを脱出。7回表の先頭から2人を抑え、左打者のジョー・パニックを迎えたところで左腕チェイフィンにマウンドを譲った。

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