【MLB】センターから三塁へ154キロ超の「レーザー」 ファンも脱帽「すごい送球」

レンジャーズのジョーイ・ギャロ【写真:Getty Images】

レンジャーズのギャロが美技、解説者も「ドンピシャ送球」と唸る

■レンジャーズ 7-3 カージナルス(日本時間18日・テキサス)

 レンジャーズのジョーイ・ギャロ外野手が、17日(日本時間18日)の本拠地カージナルス戦で持ち前の強肩ぶりを見せつけた。センターから三塁へ95.8マイル(約154.2キロ)のボールを投げ込み、走者をアウトに。地元テレビ局の実況も「レーザーでした」と称賛したプレーの動画を「MLBスタッツ」の公式ツイッターも公開している。

 7-2とレンジャーズの5点リードで迎えた7回無死一塁の場面。カージナルスのベイダーが右中間へのヒットを放つと、センターのギャロが打球に向かって猛然とダッシュした。一塁走者のウォンが三塁に進んだのを見て、ギャロが右腕を振る。ボールはダイレクトで三塁カブレラのグラブに到達し、俊足のウォンはアウトとなった。

 試合を中継していた「FOXスポーツ・サウスウエスト」では、実況が「ウォンが三塁に向かいます。ギャロの送球です。アウトです!」と伝えると、解説者の元ソフトバンク左腕、解説者のニコースキー氏は「オオー!」と唸った。さらに、実況は「走ってはいけませんね。レーザーでした」と指摘。ニコースキー氏は「ドンピシャ送球でした」と絶賛した。

「MLBスタッツ」の公式ツイッターは「95.8マイルの送球! ジョーイ・ギャロはただ強肩を見せつけている」と、ボールのスピードも添えてこの動画を投稿。ファンからは「すごい送球」「このような素晴らしい送球が好きだ」「ジョーイもレンジャーズも嫌いだけど、これはレーザーだ」と称賛の声が次々と上がった。

 レンジャーズはこの試合、元巨人マイコラスから2回に7点をもぎ取って7-3で快勝。打線の爆発に注目が集まったが、ギャロの美技も光った。(Full-Count編集部)

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