宮城県が、国民的アニメ「サザエさん」を起用した観光キャンペーンを令和元年5月から9月まで展開する。親子3世代・ファミリー層に向けたキャンペーンとなっており、期間中には、さまざまなイベントが開催される予定だ。
キャンペーンのPR動画「サザエさんの愉快なタビ in 宮城」はストーリー仕立てになっており、アニメを見ているような楽しい動画となっている。また、巨大「タマ」が宮城県内のどこかに出現するなど、SNS映え必至のイベントも開催予定だ。さらに、今大注目の「オルレ」（韓国発祥のトレッキング）が楽しめる「宮城オルレ」とのコラボも楽しみだ。
今回、キャンペーンを記念した発表会が行われ、村井嘉浩宮城県知事、長谷川町子美術館・川口淳二館長、サザエさん一家が登場。村井知事は「サザエさん一家のように、ユーモアあふれ、家族みんなが心に残る旅を宮城県で楽しんでいただければと考えております」と語った。発表会では、村井知事が磯野家のお茶の間に合流し、サザエさん一家それぞれの要望がかなえられる場所を提案した。今回は、家族会議の一部始終をお届け！
ワカメ「私、宮城県って行ったことないんですけど、どんなところですか？」
村井知事「山と海が両方楽しめる自然豊かな場所です。おいしい食べ物もいっぱいあるんだよ！」
カツオ「宮城ってあの伊達政宗公がいたところですよね？ 僕大ファンなんです！」
村井知事「よく知ってるよね！ 仙台城跡には、“伊達政宗公の騎馬像”が建てられているんだよ」
カツオ「そこで記念撮影なんかしちゃって～くふふ（笑）。かおりちゃんに見せよっと！」
ワカメ「この前学校で、猫がいっぱいいる島のことを聞いたの！ たくさんの猫に囲まれたいな～」
村井知事「そこは石巻市の“田代島”っていうところだと思うよ！ 船が着いたらたくさんの猫が出迎えてくれるんだよ！」
タラオ「僕は虫さんを捕まえたいです」
村井知事「それならね、大崎市の“かぶとむしふれあいの森”がおすすめですね！」
タラオ「うわ～ママ！ カブトムシさん、僕見たいですぅ～」
サザエ「ふふふ（笑）。他にも思い出作りにすてきな写真が撮れるところってあります？」
村井知事「登米市の“みやぎの明治村”なんかどうですかね？ 明治時代の建物が今も残っていて、明治時代の衣装を着て、写真を撮ったら最高だと思いますよ！」
マスオ「村井知事、この前会社の同僚からキツネと触れ合える楽園があるって聞いたんですけど～」
村井知事「そうなんだよね。“宮城蔵王のキツネ村”だったら100匹以上のキツネを近くで見るだけではなくて、触ったりすることもできるんですよ！」
ワカメ「ねえ、お母さんはどこ行きたい？」
フネ「そうだね～せっかくだから海の景色も見たいね～」
村井知事「東松島市の“大高森”がおすすめですよ！」
波平「宮城といったらいろんな日本酒もあるな～」
マスオ「日本酒、いいですね～」
波平「マスオくんと一緒に利き酒もいいな」
サザエ「ふふ（笑）。父さんったら！ 私は新鮮な海鮮丼が食べたいわ～」
村井知事「南三陸のキラキラ丼がおすすめですね。新鮮なウニがどんぶり鉢にいっぱい乗ってて、食べきれないぐらいなんだよ！」
サザエ「うわ～おいしそう～！ 想像しただけでよだれが出ちゃうわ～」
フネ「しょうがないね～（笑）。そうそう宮城県は海だけじゃなくて、山もすてきなんですよね？」
村井知事「さすがフネさん！“蔵王・川崎の御釜”も忘れてもらっちゃ困るんですよね！」
ワカメ「は～すごく宮城県に行きたくなっちゃった～！」
タラオ「僕も行きたいですぅ」
村井知事「それでは、私が皆さんをご案内いたします。一緒に宮城に行きましょう！」
無事、家族旅行の行き先が決まったサザエさん一家なのであった。
