西武ドラ1松本航、19日オリ戦で1軍初先発「小さくならずに腕を振って」

西武・松本航【写真:安藤かなみ】

初先発の勝利誓う「躍動感のあるピッチングをしたい」

■オリックス – 西武(19日・京セラドーム)

 西武のドラフト1位ルーキー・松本航投手(日本体育大学)が19日のオリックス戦(京セラドーム)で初先発する。松本航は開幕ローテーション入りが確実視されていたものの、開幕前の3月下旬に軽度の肺炎と診断され、戦線離脱。ここまで調整が遅れていた。

 大学ナンバーワン右腕がついに1軍デビューだ。日本体育大学が所属する首都大学リーグでは通算30勝を挙げ、大学日本代表も経験している松本航。登板を翌日に控えた18日は京セラドームで全体練習に参加し、「(緊張よりも)ワクワクの方が大きいです。1軍で投げられるチャンスをいただけて嬉しい。(1軍は)自分の力を試せる場所」と意気込んだ。

 ファームではフォームがばらつく悪癖を克服するために反復練習を行ってきたという松本航は、「状態は徐々に上がっています。指にかかったときのストレートの感覚が良い」と自信を覗かせ、「小さくならずに腕を振って、躍動感のあるピッチングをしたい」と初先発での初勝利を誓っていた。(安藤かなみ / Kanami Ando)

© 株式会社Creative2