崎野自然公園の顧問、シバヤギの「さき」と「のん」

 長崎県西彼時津町西時津郷の崎野自然公園で飼われているシバヤギの「さき」と「のん」が大きく成長。公園の集客にも貢献している。

 2匹とも雌で黒白模様がさき、薄茶色がのん。約2年前、子ヤギのころに長崎市外海地区からもらわれてきた。「顧問」の肩書を与えられ、公園に来る人を愛想良く迎えている。

 人懐こくて立派な仕事ぶりに、職員が褒美として好物の木の枝や野菜くずを与えている。食欲旺盛なため、次第におなかの張り出しが目立つようになってきた。「大丈夫かな?」とスタイルを気にするヤギの声が聞こえてきそう。

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