【あなたはどっち派?】正方形 or 長方形、玉子焼き器の“差”のフシギ

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子どもから大人まで人気の「玉子焼き」。
お寿司屋さんや居酒屋さんに行くとつい頼んでしまう、という人も多いと思います。
そんな玉子焼きを作るときに欠かせない“玉子焼き器”ですが、関東では「正方形」、関西においては「長方形」と、形に違いがあることをご存知ですか?

このような形に差が出た理由は、関東と関西の“味の好み”によるものでした!

お寿司で広まった甘い玉子焼き

玉子焼きは、江戸時代後期にお寿司屋さんが“酸味のあるお寿司の口直しに”と、「甘い玉子焼き」を出すようになったのが始まりといわれています。

このとき使われていたのが「正方形」の玉子焼き器。
当時の厚焼き玉子は、砂糖入りの溶いた卵を玉子焼き器に一気に流し込み、卵が固まってきたら2つ折りにするというものでした。

「甘い玉子焼きは美味しい!」と江戸の町で評判になり、全国的に食べられるようになります。

関西にも「甘い玉子焼き」が進出!しかし…

やがて関西にも“甘い玉子焼き”が伝わるのですが、「ダシ文化」を持つ関西ではその味が受け入れられず、砂糖の代わりにダシを入れるようになります。

その際、「正方形」の玉子焼き器で「ダシ巻き玉子」を作ろうとすると、うまくひっくり返せず卵がボロボロに…。これは、溶いた卵にダシ汁を入れるため、水分量が多くなっていることが原因です。

また、作り方にも関係があります。
「ダシ巻き玉子」は、卵が固まってきたら“焼いて巻くを繰り返す”作り方です。
このとき、水分量の多い「ダシ巻き」の生地は破れやすいため、横幅が狭い「長方形」の玉子焼き器のほうが「ダシ巻き玉子」を作りやすいのです。

「正方形」と「長方形」の玉子焼き器の“差”についてご紹介しました。
あなたのお家の玉子焼き器は、どちらの形でしたか?

ちょっと気になる“差”を徹底調査この差って何ですか?(TBS系列火曜よる7時~)