雨に警戒が必要な季節

日本列島は、日本のはるか東海上の優勢な高気圧の縁辺部という状態が続いており、南海上から暖かくて湿った空気が流入しています。このため、日本海側を中心に気温が高くなり、18日には屋久島で記録的豪雨となりました。
梅雨入りしたばかりの、沖縄・奄美地方は梅雨前線が消えて梅雨の中休みとなりますが、日本のはるか東海上にある優勢な高気圧の縁辺部という状態は続きます。19日は鹿児島、宮崎、大分で、20日には高知、徳島でも大雨警報の可能性があります。21日には高気圧の縁辺部ではなくなりますが、寒冷前線通過によって東日本で大雨警報の可能性があります。
雨に警戒が必要な季節です。

気象予報士・饒村 曜

画像について:図 降水量分布予想図(5月21日9時)

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