好投のハドソンを打線が援護 カージナルス快勝

【カージナルス8-2レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

カージナルスは先発の新人右腕、ダコタ・ハドソンが6回87球を投げてレンジャーズ打線を5安打2得点に抑える好投を披露。打線は5回表に打者10人を送り込む猛攻で一挙5点を奪うなど、10安打8得点でハドソンを援護し、レンジャーズに8対2で快勝した。好投したハドソンは今季3勝目(3敗)をマークし、2番手のジョン・ガントも2回1安打無失点の好リリーフ。また、故障者リストから戻ってきたカルロス・マルティネスが今季初登板を果たし、9回表を打者3人で無失点に抑えた。レンジャーズは先発のアリエル・ジュラードが5回途中4失点(自責点2)で今季2敗目(1勝)。リリーフ陣もカージナルス打線の勢いを止められず、失点を重ねた。

3回表にポール・デヨングのショートゴロの間に1点を先制したカージナルスは、5回表に一死からハリソン・ベイダーが内野安打で出塁し、マット・カーペンターのあわや本塁打かというタイムリー二塁打で1点を追加。さらにポール・デヨングの2点タイムリー二塁打、ホゼ・マルティネスのタイムリーなどで追加点を奪い、一挙5得点のビッグイニングとなった。ハドソンが5回裏にイサイアー・カイナーファレファのタイムリー二塁打などで2点を失ったものの、6回表にマーセル・オズーナのタイムリーで1点を追加して5点リード。9回表にはデヨングが左中間への8号ソロを放ち、トドメを刺した。デヨングは8号ソロを含む2安打4打点の活躍。ベイダーも2安打2得点のほか、中堅守備で自慢の好守を見せ、攻守両面でチームの勝利に貢献した。

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