大谷、圧巻の今季2号 今季本拠地初アーチ&トラウトと5度目アベック弾でエ軍快勝

第3打席で今季2号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

4試合ぶりの一発で連続試合安打も「6」に、本拠地での本塁打は234日ぶり

■エンゼルス 6-3 ロイヤルズ(日本時間19日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地ロイヤルズ戦に5試合連続「3番・DH」でスタメン出場し、今季2号2ランを放った。4打数1安打2打点で6-3の勝利に大きく貢献。本拠地でのホームランは復帰後初。昨年9月26日(同27日)のレンジャーズ戦以来、234日ぶりだった。トラウトとのアベック弾は今季初で、昨季から早くも通算5度目となった。

 エンゼルスは初回、トラウトの通算250号ソロで先制。大谷はその直後の第1打席で空振り三振に倒れた。さらに、2-0となって迎えた3回の第2打席は中飛。しかし、第3打席で快音を響かせた。

 2点リードの6回1死一塁で3度目の打席へ。先発右腕ジュニスの初球の91マイル(約146キロ)直球を捉え、高々と舞い上がる打球で右翼席に運んだ。打球の初速111マイル(約178.7キロ)、最高到達点152フィート(約46.3メートル)、飛距離393フィート(約120メートル)の豪快な「ムーンショット」だった。

 エンゼルスはその後、カルフーンの犠飛でさらに1点を追加。8回に救援陣が3点を失ったものの、その裏に1点を加えて6-3で逃げ切り2連勝を飾った。大谷は8回の第4打席は空振り三振に倒れたが、貴重な2ランで勝利に大きく貢献。打率は.286となった。

 7日(同8日)の敵地タイガース戦で打者として復帰し、13日(同14日)の敵地ツインズ戦でメジャー復帰後初の本塁打を放った大谷。4試合ぶりの一発で、連続試合安打も「6」に。着実に状態を上げてきている。(Full-Count編集部)

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