Hey!Say!JUMP、ファンのマナー違反を理由に今年度のアリーナツアー見送りを発表

ジャニーズ事務所が19日、ファンの公共交通機関の利用マナー違反を理由として、Hey!Say!JUMPのアリーナ会場でのコンサート開催を今年は見送ることを発表した。

ジャニーズ事務所は公式サイト「Johnny's net」に5月19日付で「Hey!Say!JUMPに関するお知らせ」と題した文章を掲載し、「この数年メンバーからも直接のお願いをさせて頂いておりましたが、ツアー移動時に一般のお客様に対して多大なご迷惑をお掛けする状況が改善に至らなかった」と報告。

この現状を踏まえ「デビュー以来継続して参りましたアリーナ会場でのコンサートを本年は見送らせて頂きます」と発表した。

また、文章では「全国各地での開催を望むメンバーにとりましては苦渋の決断であり、全員が強く来年以降の全国ツアー再開を希望しております」と、今回の決定はメンバーにとって苦渋の決断であったことを説明。「全ての皆様に安心して楽しくHey! Say! JUMPを応援して頂ける環境作りに努めて参りたいと思います。皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます」とし、ファンに理解を求めた。

今回のアリーナツアー見送りという衝撃的な発表に、ジャニーズファンからは「ツアー見送りは悲しすぎる」「ファンもそうだし JUMPメンバーが1番辛いと思う」「どのグループのファンも気をつけなきゃいけない」などの声がSNSに上がっている。

■事務所は16日に「公共交通機関利用マナーに関するお願い」をしていた

ジャニーズ事務所は5月16日に「公共交通機関利用マナーに関するお願い」と題した文章を公式サイトに掲載し、「一般の公共交通機関を利用されるお客様にご迷惑をお掛けする状況が続くことに対して何らかの対応を取らざるを得ないと考えております」と警告。「タレントならびに当社としましては今まで通り東京以外の地域での活動が継続できますよう、皆様にご協力のお願いを再度、お知らせ申し上げます」とファンのマナー向上を訴えていた。

ジャニーズファンの公共交通機関利用マナー違反に関しては昨年9月に、King&Princeの姿をひと目見ようとファンが仙台駅のホームに殺到し、新幹線の遅延を生じさせたという事案が発生。その際もジャニーズ事務所は公式サイトに文章を掲載し、「今後の公演が開催できなくなる事態が現実化する極めて深刻な状態です」などと注意喚起を行っていた。

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