新型新幹線ALFA-X、新青森駅にお目見え

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新幹線ホームに到着、停車した「ALFA-X」。22メートルの長い「鼻」が特徴だ=19日午前1時59分、新青森駅

 時速360キロでの営業運転を目指しJR東日本が開発した新幹線の新型試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」が19日未明、初めて東北新幹線新青森駅に乗り入れ、その様子が報道陣に公開された。JR東によると、この日は仙台-新青森間を往復、現在の最高速度より10キロ速い約330キロで一時走行したという。

 同日午前1時50分ごろ、青白いライトを輝かして、10両編成の試験車両が滑るように新青森駅ホームに到着した。外観はシルバーを基調とした近未来的なデザイン。先頭車両は両端で形が異なり、新青森側のノーズ(鼻)は現在「はやぶさ」に使われているE5系より7メートル長い22メートル、仙台側はシャープな形状がそれぞれ特徴だ。約30分間停車し、仙台に向け出発した。

 試験走行は今月10日に始まった。2022年3月まで夜間を基本に年間最大70日程度、仙台-新青森間を走り速度向上とともに安全性や快適性を追求する。新青森駅で取材に応じたJR東日本盛岡支社の白石仁史運輸部長は「今日は加速や減速など基本的なシステムを確認した。3年間の試験期間で多くの課題が出てくると思うが、安全走行に向けて試験を繰り返していきたい」と語った。