大雨、串間40人避難 日南で国道220号通行止め

本城川の氾濫に備えて避難した高齢者ら=19日午後8時、串間市の旧本城中体育館

 県内は19日、湿った空気が流れ込んだ影響で大気の状態が不安定となり、平野部を中心に大雨となった。串間市は本城川が避難判断水位を超えたため250世帯、488人に「避難準備・高齢者等避難開始」を発令。高齢者施設の入所者ら約40人が避難した。交通機関に乱れが生じたほか、国道220号は連続雨量が通行規制基準の170ミリに達したため、日南市宮浦-風田が午後11時15分、通行止めとなった。宮崎地方気象台によると、20日は多い所で1時間に40ミリ、19日午後6時からの24時間雨量は180ミリが見込まれ、関係機関は河川の氾濫や土砂災害などへの警戒を呼び掛けている。

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