マーリンズ・アルカンタラ 89球で2安打完封の快投!

【メッツ0-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

マーリンズ先発のサンディ・アルカンタラは、メッツを相手にわずか89球で2安打完封をマークし、チームを3連戦スイープに導いた。4回表一死までパーフェクト投球を展開したアルカンタラは、J.D.デービスにヒットを許すもロビンソン・カノーを併殺打に打ち取って無失点。5回表と6回表を三者凡退に抑えたあと、7回表は一死から再びデービスにヒットを浴びたものの、カノーを併殺打に打ち取った。8回表は自身のエラーなどで一死一・二塁のピンチを招くもドミニク・スミスを併殺打に仕留めてピンチを脱し、9回表は三者凡退で試合終了。速球を高め、スライダーとチェンジアップを低めに集めるピッチングでメッツ打線を翻弄し、自身初の完投&完封で今季2勝目(4敗)をマークした。

メッツが擁する好投手、ノア・シンダーガードと対峙したマーリンズ打線は、4回裏までパーフェクトに封じられ、5回裏先頭のニール・ウォーカーがヒットを放って出塁するも、続くスターリン・カストロが併殺打。しかし、6回裏にロセル・ヘレーラの二塁打とアルカンタラのバント安打で無死一・三塁のチャンスを迎え、カーティス・グランダーソンのセカンドゴロが併殺打となる間にヘレーラが生還して1点を先制した。続く7回裏には、ウォーカーの二塁打をきっかけに一死三塁のチャンスを作り、ミゲル・ロハスの犠牲フライで追加点。8回裏には2番手のセス・ルーゴからグランダーソンが5号ソロを放ち、貴重な追加点となる3点目を叩き出した。数少ないチャンスを確実に得点に繋げてアルカンタラを援護したマーリンズ。シンダーガードは7回2失点と好投するも、今季4敗目(3勝)を喫した。

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