インディアンス・ビーバー 15K無四球完封の快投!

【オリオールズ0-10インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

インディアンス先発のシェーン・ビーバーが球史に残る快投で今季3勝目(2敗)をマークした。先頭からの二者連続三振を含む三者凡退の好スタートとなったビーバーは、3回表に3本のヒットを浴びるもハンザー・アルベルトを併殺打に打ち取るなど無失点ピッチングを継続。6回表一死からの二者連続三振で早くも2ケタ奪三振に到達した。8回までに13個の三振を奪い、無失点に抑えていた時点で球数は98球に達していたが、当然のように9回も続投。クリス・デービスからこの試合15個目の三振を奪い、107球の熱投で5安打無四球完封勝利を成し遂げた。インディアンスの投手による9イニングの完封勝利は、昨年8月のコリー・クルーバー以来。また、23歳323日での「15奪三振以上での無四球完封」はドワイト・グッデン、ケリー・ウッド、ビンス・ベラスケスに次ぐ史上4番目の若さとなった。

ビーバーが快投を続けるなか、オリオールズ先発のイェフリー・ラミレスと対峙したインディアンス打線は、初回にカルロス・サンタナのタイムリーとカルロス・ゴンザレスの犠牲フライで2点を先制。2回裏には捕手オースティン・ウィンズのパスボールで1点を追加し、3回裏にはサンタナの7号ソロなどで2点を奪い、リードを5点に広げた。その後はオリオールズのリリーフ陣を攻め、6回裏は一死二塁からオスカー・メルカドのタイムリー二塁打、ホゼ・ラミレスの押し出し四球などで3得点。7回裏には二死二・三塁のチャンスでマイク・フリーマンが2点タイムリー二塁打を放ち、2ケタ得点に到達した。3番のサンタナは2安打2打点の活躍で打線を牽引。ラミレスは4回途中5失点(自責点4)でノックアウトされ、今季2敗目(0勝)を喫した。

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