植林伐採収益で新弓道場建設 西都・三納小中

三納小中の敷地内に完成した弓道場で練習に励む中学生

 西都市の三納小中(渡部誠一郎校長、146人)の敷地内に新しい弓道場が完成し、弓道部に所属する中学生13人が新しい環境下で練習を開始している。建設費用には、1953(昭和28)年に、当時の教員や子どもらが「将来の学校のために」と植林した学校分収林の伐採収益が充てられるなど、教育振興へ向けた先人の思いがこもった施設。部員たちは感謝の思いを胸に、切磋琢磨(せっさたくま)している。

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