リヴァプールはプレミアリーグにおいてホーム無敗記録を40試合に更新した。この先、この無敗記録をどこまで更新していけるのだろうか。
アンフィールドは40試合無敗
今シーズンも幾多の名勝負をホームのアンフィールドで繰り広げたリヴァプール。チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグバルセロナ戦(4-0でリヴァプールが勝利し、2戦合計4-3で決勝進出)は「アンフィールドの奇跡」と呼ばれるなど、間違いなく後世に語り継がれるだろう試合を演じた。
要塞アンフィールドをホームにして戦うリヴァプールほど手強いチームは数少ない。事実、プレミアリーグはホーム無敗記録を40にまで更新した(歴代2位)。
リヴァプールが見据えるのは歴代1位記録だろう。
歴代1位は4年間無敗
歴代1位はチェルシーである。2004年2月から2008年10月までの4年8カ月間、なんと86試合もホームのスタンフォードブリッジで無敗であった。
当時のチェルシーを率いていたのが第1次政権のモウリーニョ監督である(2004年6月〜2007年9月)。04-05シーズンは勝ち点95を記録し、50年ぶりにリーグ優勝に導くなど、3年間で6つのタイトルを獲得し、チェルシーの黄金期を築いた。
そんな難攻不落のスタンフォードブリッジの不敗神話をストップしたのは、リヴァプールだった。シャビアロンソのゴールで1-0で勝利を収めて不敗神話に終止符を打った。
時が経ち、今度はリヴァプールが記録を追いかける立場にある。どこまでチェルシーの記録に近づくことができるのか。来シーズンのアンフィールドでの試合が待ち遠しい。