2022年度開業順守 国に要望活動へ 県南地域活性化協議会

 諫早、雲仙、島原、南島原4市の自治体や商工・観光関係者らでつくる「九州新幹線西九州ルート県南地域活性化協議会」(会長・宮本明雄諫早市長)の本年度総会が20日、諫早市内であった。同ルートの2022年度暫定開業の順守を国に求める要望活動などの事業計画を了承した。

 総会には約80人が出席。宮本会長は「全線フル規格整備に向け、与党プロジェクトチームの論議など今後の動向を注視したい」とあいさつした。事業計画には、デジタルサイネージ(電子看板)を活用した広報活動を盛り込んだ。事務局によると、デジタルサイネージは諫早駅自由通路の液晶モニターを使い、新幹線開業や観光情報を伝達する。

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