「Play of the Week」はレッズ・プイーグの好捕

日本時間5月21日、メジャーリーグ機構は今季第8週の「Play of the Week」にヤシエル・プイーグ(レッズ)の好捕を選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。プイーグは日本時間5月20日の古巣・ドジャースとの試合で、柳賢振(リュ・ヒョンジン)が打ち上げたファウルフライを好捕し、チームを満塁のピンチから救った。

レッズの本拠地グレートアメリカン・ボールパークで行われたドジャース対レッズによる3連戦の最終戦。レッズは2点ビハインドの6回表に3つの四球で二死満塁のピンチを招いたものの、ここでドジャース先発の柳がフラフラと打ち上げた右翼へのファウルフライを、プイーグがフェンスの向こう側へグラブを差し出すようにして見事にキャッチ。フェンス上部に左腕をぶつけたプイーグは痛みで顔をしかめたが、大事には至らなかったようだ。

プイーグのファウルフライを好捕された元同僚の柳は「彼は常に優れた外野手だったから、あのようなプレイが飛び出しても特別驚くことはないよ」とコメント。プイーグ自身は「もうメジャーリーグで何年もプレイしているから、たとえ打てなくてもチームに貢献する方法はたくさんあると知っているんだ。打撃の調子があまり良くないから、チームに貢献するために出来る限りのことをやろうと思っている。あのキャッチはその結果だよ」と語り、今季ここまで打率.206、7本塁打、OPS.610となかなか打撃の調子が上がらないなかで、チームに貢献できたことを喜んでいた。

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