アルボン、初のF1モナコGPに向けて準備万端。「F2ではポールを獲ったこともあるから相性は良い」

 ルーキーのアレクサンダー・アルボンにとって、F1マシンでモナコの市街地コースを走るのは今回が初めてのことになる。もちろんシミュレーターでコースの練習をしたことはあり、モナコでFIA F2のレースに参戦した経験もある。 

「モナコを楽しみにしている。あのコースでの走行は楽しいからね」とアルボンは語った。

「F2時代に初めてモナコでレースに参戦したときは、初年度が予選2位で、去年はポールだったんだ。モナコのコースとは、いつも相性が良い」

「市街地コースは好きだよ」とアルボン。

「けれどアゼルバイジャンGPを走ってみて、市街地コースはF1マシンで走るととてつもなく速いことに気が付いたんだ! 壁に囲まれて走るのは素晴らしい体験だ。F1マシンのなかにいると視力が影響を受けて、動きで視界がぼやける」

「モナコでレースをしたことはあるが、コース外で行なわれるイベントが数多くあるし、そういった部分がどうなるのかはよく分からない。チームメイトのダニール・クビアトは“大混乱の週末”になると言っていたけれど、準備はできているよ!」

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