ルアマガソルトの大人気コーナー、各メーカーからリリースされているソルトルアー用ジグヘッドを検証する「THE JIGHEADS」がルアマガ+にも掲載スタート!!
ありとあらゆるソルトルアー用ジグヘッドを完全網羅!フックと鉛の奇跡の出会い。奥深きジグヘッドの世界へようこそ!!どれも同じようで、じつは個性的かつこだわりが詰まったジグヘッドの数々。その開発秘話やインプレを現場目線でお届しよう。
ウェブ版第1回目は、マグバイト「アジキラージグヘッド」
(スペック)
●ウェイト:0.6、0.8、1.0、1.3、1.5g
●フックサイズ:スタンダードワイヤー#10、ストロングワイヤー#8
●入数:5個
●価格:390円(税抜き)
話をお聞きするのはこの方!
■村上慶起さん
アジング・メバリングをこよなく愛する24才。MAGBITEを運営する株式会社マグプロダクツの社員で開発と営業を担当。根っからの釣り好きで仕事とプライベートを絶賛公私混同中(笑)現場で感じたリアルな感触を商品開発に活かし日々奮闘している。
速掛けとパワーゲーム、フックで使い分けるライトゲーム用ジグヘッド
「アジだけでなくいろいろ使えるジグヘッドを目指した」
ルアマガ+ 「マグバイトのアジキラージグヘッドにはフックサイズが2種類ラインナップされています。その意図と使い分けをお教え下さい」
村上さん 「#10の速掛けはフックポイントが立ちやすい設計で、初期掛かりが良いフック形状をしています。エステルラインを使ったライトな釣りに向いていますね。フックの懐が広いので魚の口をホールドしやすいのも特徴。掛けやすいし、伸ばされにくい、そしてバレにくいフックになっています」
ルアマガ+ 「#8のほうは貫通性を重視した設計になってますね」
村上さん 「軸を太くして、PEラインでしっかり掛けていく釣りに特化させました。大型のアジや磯場のメバルなど、パワーの必要な釣りに使ってください。フックがアイの方向を向いているのでガツンとフッキングが決まりますし、針先が障害物とコンタクトしにくいため根掛かりも少ないですよ」
ルアマガ+ 「ヘッド形状はどのようにデザインしたのでしょう?」
村上さん「ダートもスイミングも両方できる多機能ヘッドを目指しました。ダートとスイミングという対極の動きがをひとつのヘッドにまとめるのは結構苦労しましたね。名前はアジキラージグヘッドですが、アジだけじゃなく、いろいろなライトゲームのターゲットに使ってもらえればと思います」
ポイント①フック
「速」と「貫」、状況で使い分ける2種類のフック
エステルラインを使って小さいアタリもどんどん掛けていくなら#10の「速」を。PEラインでガツンと掛けて寄せてきたのであれば#8の「貫」をチョイスしよう。狙うターゲットやシチュエーション、タックルで使い分けが可能になる。
ポイント②ヘッド
アクション面にこだわったトライアングルヘッド
三角形のヘッドに水を受ける面を設けることでダートもスイミングも高次元に両立。ウェイトの刻印もあって現場でのローテーション時にも迷わない。ラインアイは大きめに設計。ワームキーパーは設けられていない。
ポイント③アクション
水の抵抗を感じるヘッドで初心者でも使いやすい
ダートもスイミングも得意なので、一定のレンジをスイミングさせながら、ときおりダートを加えるという誘い方もできる。対極の動きを織り交ぜることで、ターゲットのバイトトリガーを引く魅力的なアクションを演出できる。
ワームセッティング
一般的なライトゲーム用ワームすべてにマッチ
使うワームを選ばずどんなモデルにもよく合う。状況に応じていろいろなモデルをローテーションしてみよう。バキュームリングは水噛みがよく操作感があり、それでいて魚が吸い込みやすいストレートワーム。
ラインナップ
フックが2種類、それぞれに重さが5種類ラインナップ
フックの形状違いで5種類の重さをラインナップ。同じ重さのままフックの種類を変えたりといったローテーションが可能になる。すべてのフックにフッ素コーティングがされており、刺さりは抜群だ。