田中圭がインテリヤクザ役で古田新太と対立&ムロツヨシを追い詰める!!

テレビ東京系で7月期放送のドラマ24「Iターン」(金曜深夜0:12、開始日未定)で、主人公の冴えないサラリーマン・狛江光雄(ムロツヨシ)を利用し、岩切猛(古田新太)率いる「岩切組」をつぶそうと企む「竜崎組」の組長・竜崎剣司役を田中圭が務めることが決まった。

同作は、人気小説家・福澤徹三氏の同名小説を原作に、冴えないサラリーマン・狛江に突如訪れた、ヤクザたちとのジェットコースターのような地獄の日々を描くもの。「岩切組」「竜崎組」二つの組が対立する街にやって来た崖っぷちサラリーマン・狛江は、赴任早々まさかのトラブルによって、竜崎には目を付けられ、岩切には“舎弟”にされてしまう。竜崎はトラブル続きの狛江をアメとムチを使い分け、言葉巧みに利用。昔気質の人情派な岩切と冷徹な竜崎ににらまれた狛江が、“仕事”と“裏社会”でどう生き抜いていくのかが見どころになる。

“冷徹で計算高い頭脳派ヤクザ”の竜崎を演じる田中は「僕が演じる竜崎は、分かりやすい言葉で言うとインテリヤクザ。こういう役は久々だったのと、ムロツヨシさんや古田新太さん、他にも知っている人がいたので楽しそうだなと思いました」とオファーを快諾。また「ムロさんとは実は現場でお会いしたことがなかったので、お会いできてすごくうれしかったです。“ムロ節”を生で体感できて面白かったのですが、ムロさん得意のアドリブをもう少し堪能したかったなと思います。作品自体はコメディー要素がすごく強い作品なんですけど、僕とムロさんのシーンは毎回僕が脅しているので(笑)」と少し物足りなさそう。

そして、対立する組長・岩切役を演じる古田については、「新太さんは、こういう役を相当数やられているので、そんな新太さんに同じヤクザ役としてなんとか対峙(たいじ)できるように、気持ちの面では負けないよう意気込みを持って現場に臨みました」と気合十分で、「主人公が周りの人たちに強く言えずにどんどん巻き込まれていってしまう様子を、イライラするのか、面白おかしく見てくれるのか、それは皆さん次第ですが(笑)、そんな主人公をムロさんがきっとすごく愛せるようなキャラクターにしているので、皆さんで愛していただければなと思います」と訴えた。

また、狛江役のムロは田中について「初めてお芝居したのですが、やっとだなという感覚がありうれしかったです」と、こちらも共演を喜んだ。続けて、「僕は“嫉妬”を誉め言葉として使うんですけど、彼は嫉妬するくらいのお芝居の感覚を持っていると思います。間だったり、面構えだったり…。今回は、そんな彼にガンガンすごまれて“やられる”という役なので、この関係性ならではの『会話』というものを成立させたいし、それをしてくれる役者さんだということは間違いないです」とほれ込んでいる。

さらに、田中と対峙する岩切役の古田は「圭ちゃんとはピストルの撃ち合いをして2人でぶっ飛ぶというシーンがありました。今まで共演してもそんなに絡むことがなかったので、同じ画角でピストルの撃ち合いをしたのが楽しかったです」と本作ならではの絡みを楽しんだようだ。

ほかに、「岩切組」の組員役で毎熊克哉、塚原大助、菊池均也、森羅万象の出演も決まった。

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