五郎八姫しのぶ 伊達な道中 松島で催し

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五郎八姫役らが歩いた「伊達な姫君道中」

 仙台藩祖伊達政宗の長女・五郎八(いろは)姫をしのぶイベント「松島五郎八姫物語」が6日、姫の菩提(ぼだい)を弔う松島町の天麟院とその周辺で開かれた。

 「伊達な姫君道中」と銘打った行列は、大人と子ども時代の五郎八姫役の2人をはじめ、母の愛姫、祖母の義姫らが時代物の和服姿で練り歩いた。

 同町のすずめ踊りグループ「松島祭連(まづら)竹谷舞」も軽やかなすずめ踊りを披露。町内の尺八グループ「民謡伴奏漣(さざなみ)会」は虚無僧姿で演奏し、姫たちを先導した。行列は総勢約100人で、松島高の生徒も和服姿でお供を務めた。

 五郎八姫と姫が帰依した高僧雲居(うんご)国師の交流を描いた紙芝居の上演や茶席、和服の着付けなどもあった。

 開催は5回目。相沢多恵子実行委員長は「町民手づくりの祭りで、多くの協力を頂き盛大にできた。松島と縁の深い五郎八姫を広く知ってほしい」と話した。

 天麟院の村山秀允住職によると、五郎八姫は亡くなる3年前に自分の菩提寺として天麟院を造った。