小郡中美術部がデザイン 旧センター前に小郡モチーフの壁画 6月下旬まで期間限定

 

旧センター建物の前面の壁2面に、オゴオリザクラやSLやまぐち号、ご当地キャラの「おごりん」「サルビくん」、菜の花のキャラクターなどが生き生きと描かれた壁画がこのほど完成した。同センターから依頼を受けた小郡中美術部生徒らが4月末から制作を進めていたもので、サイズはそれぞれ縦3㍍、横8㍍。モチーフは部員38人全員で小郡地域ゆかりのものを考え、1日10~15人ずつ1時間半程度作業した。

伊藤芳典顧問は「今後このまちを作っていく世代のこの子たちに参加させてもらえて良かった。地元でのこうした経験は子どもたちの中に何かが残る」と話し、石田羽菜部長は「センターには幼いころからお世話になっているので、地域に貢献できるのがとてもうれしかった。デザインは1日で作ったが、バランスよく配置するのが難しかった」と振り返った。

 壁画は6月下旬まで鑑賞できる。その後はシートに覆われ、旧センターとともに解体作業が始まる。

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