今シーズン15得点以上を記録した、20歳未満の二人の天才

今や10代の選手が欧州トップリーグで活躍するのは当たり前となったが、その中でも「チームの顔」とまで呼ばれる存在は多くない。しかし今シーズンの欧州主要リーグ(欧州5大リーグ+ポルトガル、オランダ)20歳未満でありながらも15得点以上を挙げ、チームの攻撃には必要不可欠となった選手が二人存在する。

今シーズンの欧州主要リーグ(欧州5大リーグ+ポルトガル、オランダ)で20歳未満でありながらも15得点以上を挙げ、チームの攻撃には必要不可欠だった選手が二人存在する。

・カイ・ハヴェルツ(19)レヴァークーゼン 公式戦20得点

一人目は2016年、レヴァークーゼンが17歳と126日でデビューさせた天才カイ・ハヴェルツだ。18歳と307日でブンデスリーガ50試合出場を達成したドイツ人MFは、今シーズンリーグ戦で17得点、カップ戦を含めば20得点の大台を記録し、すでに「チームの顔」として君臨している。188㎝という恵まれた体格と端正なルックス、更に利き足は左足とロマンに溢れたアタッカーは、アーセナルに所属するMFメスト・エジルと比較されることが多い。今夏の移籍市場でも人気銘柄になること間違いなしだ。

・ジョアン・フェリックス(19)ベンフィカ 公式戦20得点

マンチェスター・ユナイテッドが獲得に本腰かと伝えられている選手が「第2のCロナウド」ジョアン・フェリックスだ。今シーズンリーグ戦では15得点を記録し、カイ・ハヴェルツ同様公式戦全てを含めば20得点の大台に。今シーズンのヨーロッパリーグ準々決勝、フランクフルトとの第1戦目ではEL史上最年少ハットトリックの記録を19歳153日で更新し、今最もノリにノッている10代といっていいだろう。

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