オスカー俳優のマハーシャラ・アリ主演! 必見の刑事ドラマ「TRUE DETECTIVE/迷宮捜査」

オスカー俳優のマハーシャラ・アリ主演! 必見の刑事ドラマ「TRUE DETECTIVE/迷宮捜査」

__<Introduction>
スリル満点な巧みなストーリー展開で魅せる! __

スリルの充満した作品世界と巧妙なストーリー展開が話題を呼び、視聴者や評論家を熱狂させた傑作刑事ドラマ「TRUE DETECTIVE」。その第1弾が放送された2014年以来、シーズンごとに登場人物も物語の舞台も一新されるアンソロジー形式で続いてきた本シリーズだが、ついに待望の第3弾が誕生。刑事ドラマの歴史に、また新たなる傑作が加わった。

今回の主人公は、元軍人の敏腕刑事のウェイン・ヘイズで、物語の始まりは1980年代アメリカ南部から。アーカンソー州で起きた幼い兄妹の失踪事件を担当するウェインが、相棒と共に事件解決のため奔走する。ただし、事件は凄惨な展開を迎え、ウェインのその後の人生にも暗い影を落とすことに。事件発生当時、事件の10年後、事件の35年後という三つの時代が交互に描かれることで、ウェインの人生と事件の全貌が見え始めてくる。

緻密な構成で魅せる中、事件の記憶にとりつかれながら35年の歳月を経てきたウェインを、2度のアカデミー賞に輝く名優、マハーシャラ・アリが熱演。それぞれの局面で彼は何を目撃し、何を知り、何を信じたのか。しかも、35年後の彼は老齢で、記憶障害を患っており…。その複雑な状況こそがシリーズ第3弾最大の挑戦にして、キーポイント。「シリーズ最高傑作!」との呼び声が高いのにも納得だ。

__<Story>
敏腕刑事が幼い兄妹の失踪事件の捜査にあたる… __

80年代にアーカンソー州で起きた児童失踪事件の取材をするため、当時の担当刑事ウェイン・ヘイズのもとにテレビ局のスタッフがやって来る。女性インタビュアーを相手に記憶をたぐり寄せるウェインだが、老齢で記憶障害を患う彼の話は定かでない。時代はさかのぼって1980年。パトロール中だったウェインと相棒のローランドのもとに、幼い兄妹ウィルとジュリーが家に帰って来ないとの通報が入る。不仲の両親が互いを罵倒し合う中、夜が明けても兄妹は戻らず、一斉捜索が始まるが…。

<キャラクター紹介>


__ウェイン・ヘイズ
(マハーシャラ・アリ)__

アーカンソー州警察に所属する黒人刑事。かつては特殊部隊に所属していたエリート軍人で、ベトナム戦争の帰還兵でもある。幼い兄妹の失踪事件を担当することになるが…。

【コメント】
僕の祖父は、とても真面目で真っすぐな州警察官だった。だから今回、ウェインの役作りの参考にしたんだ。脚本家のニック(・ピゾラット)はすごく巧妙な手法でキャラクターの変化を描き、なおかつ人間の軽率な一面、愛や希望などの瞬間瞬間を逃さずとらえている。こんな脚本家はめったにいない。本作に参加できてとても興奮しているよ。

__アメリア・ヘイズ
(カーメン・イジョゴ)__

失踪事件を捜査していたウェインと出会い、ひかれ合う教師。のちにウェインと結婚し、子どもたちにも恵まれる。その一方、失踪事件に関する本を執筆し、出版されることに。

__ローランド・ウェスト
(カーメン・イジョゴ)__

ウェインの相棒として、幼い兄妹の失踪事件を捜査。人種の壁を越え、ウェインとは固い絆で結ばれていたが、失踪事件の捜査終了後は疎遠に? 捜査後に何かがあった様子。

__ヘンリー・ヘイズ
(レイ・フィッシャー)__

ウェインとアメリアの息子。失踪事件から35年後、テレビ局の取材に応える父・ウェインに付き添っている。記憶障害の父を心配しており…。父と同様、刑事の職に就いている。

__<Check1>
傑作刑事ドラマ「TRUE DETECTIVE」シリーズ __

小説家としても活躍するニック・ピゾラットが脚本を手がけ、14年に誕生した「TRUE DETECTIVE」。2人の刑事が猟奇的殺人事件を捜査する第1弾には、マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンが主演。映画「007」最新作の監督として話題のキャリー・ジョージ・フクナガが全8話の監督を務めた。続く第2弾では壮絶な運命をたどる警察官3人の姿が描かれ、コリン・ファレル、レイチェル・マクアダムス、テイラー・キッチュが主演。シーズンごとに豪華スターが集う中、第3弾ではマハーシャラ・アリが主演を務めている。そんな第3弾は「傑作!」とうたわれた第1弾との共通点が多く、刑事2人の相棒関係や“事件当時”と“その後”が描かれる構成も一緒。さらに、第3弾は三つの時間軸が交錯すること、主人公が記憶障害にあることなどから、より挑戦的な作りとなっている。

__<Check2>
実力派俳優マハーシャラ・アリが熱心に出演を希望 __

事件当時、事件から10年後、事件から35年後のウェインを、さすがの演技力で演じ分けたマハーシャラ・アリ。今や映画界きっての実力派として尊敬される彼は、17年に「ムーンライト」でアカデミー賞助演男優賞、19年に「グリーンブック」で2度目のアカデミー賞助演男優賞を受賞している。ドラマ出演も多く、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(13~18年)や「Marvel ルーク・ケイジ」(16~18年)などでも知られるが、“今最もキャスティングしたい実力派”の1人であることは疑いようもない。「TRUE DETECTIVE」のウェインも本来は白人刑事の設定だったが、脚本にほれ込んで出演を希望したアリの熱意に応える形で黒人刑事に設定を変更。黒人のウェインが組織の中で不当に扱われること、地域住民との間にも壁があることなど、アリの提案で描写された要素もあるという。

【番組情報】


「TRUE DETECTIVE/迷宮捜査」

スターチャンネル2
5月30日スタート
木曜 午後11:00~深夜0:15ほか(字幕)
※5月30日第1話は無料放送
※6月6・13日は午後11:00~深夜0:10

スターチャンネル3
6月3日スタート
月曜 午後10:00~11:15ほか(二カ国語)
※6月3日第1話は無料放送
※6月24日は午後10:00~午後11:30

製作総指揮/マシュー・マコノヒー ウディ・ハレルソン キャリー・ジョージ・フクナガ
出演/マハーシャラ・アリ カーメン・イジョゴ スティーヴン・ドーフ ほか

文/渡邉ひかる

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