炎上事故車両から夫婦と女児救出 古河で筑西の兄弟

西南地方広域市町村圏事務組合消防本部が感謝状 坂東の男性、火災の住宅から女性助ける

©株式会社茨城新聞社

人命救助に貢献し感謝状を贈られた飯山健次さん(前列左)と高須功さん(同右)=古河市中田

炎上した事故車両と住宅火災で人命救助に貢献したとして、筑西市伊讃美、飯山健次さん(37)と裕也さん(33)の兄弟と、坂東市岩井、高須功さん(41)が20日、西南地方広域市町村圏事務組合消防本部からそれぞれ感謝状を贈られた。

同消防本部によると、健次さんと裕也さんは3月14日午後5時ごろ、古河市上辺見で、交通事故により横転し出火した車両から、協力して60代男性と50代女性の夫婦、女児(4)を救出した。高須さんは4月6日午前5時50分ごろ、坂東市岩井で、全焼した住宅内にいた足の不自由な50代女性を救出した。

贈呈式には健次さんと高須さんが出席。青木衛消防長が2人に感謝状と記念品を手渡した。

健次さんは「測量作業をしていると、接触音がして車が回転して畑に落ちた。エンジンから煙が出てきたが、私が車後部から救出し、弟が消防に通報して、連携して助けた。無我夢中だった」と語った。

看護師の高須さんは「寝ていると助けを呼ぶ声が聞こえ、煙が見えた。住宅内に四つんばいの女性がいて、中に入って窓から引っ張り出した。生死に関わる職業柄、とにかく助けようと動いた」と振り返った。

青木消防長は「消防隊や救急隊の到着前に、率先して人命救助を行ってくれた」と述べ、3人に感謝の言葉を送った。