リヴァプールはホームのアンフィールドで圧倒的に強い。そのデータをご紹介しよう。
「アンフィールドの奇跡」この言葉は、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、バルセロナ戦の勝利(リヴァプールが4-0で2戦合計4-3で決勝進出を果たした)を讃えてそう呼ばれている。
ではアンフィールドでリヴァプールはどのくらい強いのか。調べた結果、その強さはデータが示していた。
ホーム40試合無敗記録
プレミアリーグにおいて、ホーム40試合無敗記録を達成している。この記録は歴代2位である(1位はチェルシーの86試合)。最後に負けたのは、2017年4月のクリスタルパレス戦である。
この期間の成績は以下の通り。
16-17年…1勝1分 (3得点 0失点)
17-18年…12勝7分 (45得点 10失点)
18-19年…17勝2分 (55得点10失点)
合計…30勝10分 (103勝20失点)
この記録だけを見ても、いかに好成績を残しているかが分かる。他にも、
複数失点…4試合
無失点…26試合
など、自慢の攻撃力だけでなく、守備の鉄壁さも兼ね備えている。まさに「難攻不落」のスタジアムだ。
CLも2年間無敗
チャンピオンズリーグもホームの試合に限ると、プレミアリーグ同様に2年間無敗である。
17-18年…5勝2分 (24得点6失点)
18-19年…5勝1分 (14得点2失点)
合計…10勝3分 (38得点8失点)
※17-18年はCL本戦の予選、対ホッフェンハイム戦(4-2)の勝利を含む
この記録を見て、2年連続でCL決勝進出を果たせたのも納得できるだろう。
なお、今シーズンのCLホームの試合で失点したのは、6試合中PSG戦(3-2)のたった1試合である。
アンフィールドは、近年これだけの記録が残されてきた。この不敗神話はいつか途切れるだろう。だが、この無敗記録は偉大な記録であり、いつまでも色褪せることはないだろう。