遼寧省朝陽古生物化石博物館、570点超える中生代の化石を公開

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遼寧省朝陽古生物化石博物館、570点超える中生代の化石を公開

 【新華社朝陽5月22日】中国遼寧省の朝陽古生物化石博物館でこのほど、新たに見つかった570点以上の古生物化石が4カ月余りの準備期間を経て公開された。その多くは国家1級重点保護化石に指定されており、初めて一般公開される。

 遼寧省の西部ではここ数年、大量の古生物化石が出土している。その多くが高い研究価値を持ち、中生代の鳥類や魚類、両生類、爬虫類、昆虫、植物など45類、343属、628種と多岐にわたる。このため朝陽市は「世界の古生物化石の宝庫」と呼ばれている。中でも地球最古の被子植物「中華古果」や羽毛恐竜「中華竜鳥(シノサウロプテリクス)」など、世界の古生物学界を揺るがした化石標本の多くが同博物館に収蔵されている。

 新たな展示品の中には、朝陽市で発見された国家1級保護化石の「中華麗羽竜(シノカリオプテリクス)」や、これまで見つかった中でも最大で、保存状態が最も良い国家2級重点保護化石「伊克昭竜(イケコサウルス)」や「甲竜(アンキロサウルス)」などが含まれている。これらの化石の発見は、白亜紀後期の生物の進化、特に恐竜の分布や生存環境などを研究する上で重要な意義を持ち、学術界からも注目されている。(記者/姜兆臣)