紙芝居「城山国民学校の物語」 ポケット判 長崎市に寄贈 城山小原爆殉難者慰霊会

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城山小原爆殉難者慰霊会が市に寄贈した「ポケット紙芝居」=長崎市役所

 長崎市立城山小の同窓会などでつくる城山小原爆殉難者慰霊会(内田伯(つかさ)会長)は21日、長崎原爆で壊滅的な被害を受けた旧城山国民学校の物語を描いた「ポケット紙芝居」を長崎市に寄贈した。

 ポケット紙芝居は縦約8センチ、横14センチのスマートフォンサイズ。長崎市が2014年に製作した紙芝居「城山国民学校の物語」を題材に、子どもたちが手に取りやすいようにと、同会が「ポケット判」を作った。今後、計3200部を長崎市に寄贈し、市内の小学3年生に配布される。

 ポケット紙芝居は全20場面。原爆当時、旧城山国民学校に勤務していた女性教師と被爆した子どもたちの物語が描かれている。

 同会の本田魂(たましい)副会長(75)らが同日、市役所を訪問。田上富久市長にポケット紙芝居や目録を手渡した。本田副会長は「子どもたちはなかなか被爆の情景が浮かばないと思う。少しでも原爆の被害について知ってもらえれば」と願っていた。