南伊勢町 弓引き神事に助成金 明治安田生命が贈呈 三重

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【清水支社長(左)から目録を受け取る中村区長=津市羽所町の明治安田生命津支社で】

 【津】明治安田生命を運営母体とする「明治安田クオリティオブライフ文化財団」(東京都新宿区、関口憲一理事長)の本年度の「地域の伝統文化」助成金贈呈式が21日、三重県津市羽所町の同社津支社であった。南伊勢町五ケ所浦区の厄落とし神事「八幡弓引き神事」を継承する同区に45万円を助成した。

 同神事は南北朝時代に始まり一度途絶えたものの昭和12年に復活。42歳の厄年の男性8人が鬼役の掛け声に合わせて弓を引く行事で助成金は神事で使う装束で8人分のかみしもとはかまの新調に充てる。

 式では清水経祐支社長(52)が「長期にわたる地道な継承が高く評価されたと聞く。地域の社会貢献活動は継続が大切。気持ちも新たに助成を続けたい」と中村辰生区長(67)に目録を手渡した。中村区長は「選んで頂き有難い。末永く続けたい」と謝辞した。

 同財団は平成3年に設立し地域の伝統文化の保存や若手音楽家の育成に助成をしている。本年度の伝統文化分野には45都道府県から126件の申込みがあり、識者による審査で42件を選んだ。県内からの申込みは1件だった。